スタッフの日記

 

2012/10/19

来週から稲刈り再開!

 

こんにちは、保坂です。

皆様、新米の味はいかがでしょうか?

今年は夏場の異常高温の影響で、米の品質に影響がでており、着色米や背白米といったものが発生しています。
上越市のコシヒカリの等級割合も、4割近くが2等米になっているという情報を聞きました。

弊社でも2等米が多少、多発しており、1年間丹精込めて作ってきた米だけ少し残念です・・・

しかし、米の等級は主に見た目の良し悪しを判定するもので、

米の粒がそろっているか、
汚れや割れや着色が無いか、
水分含有量が適正か、

ということが調べられます。

ですので、2等米が美味しくないという訳では決してありません。
販売に関しては職員全員が自信を持っています!
皆様、安心してご賞味ください!


さて、今週の仕事の流れは写真のように、米の出荷に向けた袋取りを中心として、8月29日に播種した赤カブの収穫、そして、すでに来年の育苗関係の仕事を見越しての大型ハウスのコンクリート打ちを行いました。

赤カブは清里区の漬物工場に出荷します。スーパーなどで見かけることがあれば、こちらも是非ご賞味ください!

最後に、稲刈りは先週の10月11日にコシヒカリ、転作関係のバイオエタノール米をすべて刈り終えて、大きな山を越えました。
しかし、来週から最後の品種「みつひかり」の刈取りが再び始まります。
最後の最後まで自己、怪我のないように秋作業を終了できたらと思います!

 
 

2012/10/04

新米発送・・・。

 

お世話さまです、熊木です。

10月に入り、紅葉の便りも聞く頃。
清里のとなりの板倉地区では、
熊出没の話も。。
熊に出会ったら、どうすれば〜(;゚Д゚)!
死んだフリって成功するんでしょうか……

さて、弊社の稲刈りも、
コシヒカリが終了しました。
残るは、みつひかり、
バイオエタノール米。

商品発送のほうは、
できしだい、随時発送で、
精一杯頑張っておりますので、
しばしお待ちください(@_@。。

お待たせして申し訳ありません。
一日でも早く、、と努力しております!!

添付した写真の説明をさせてください。
二枚は、コンバイン4台、全機出動〜(^^♪
パッと見、なんだか楽しそう(^_^)ノ
前から、専務、中村さん、
篠原くん、じゅんじさん。
(私が呼んでる呼び名ですみません…)
塩曽根の、コシヒカリの圃場です。

残る二枚は、米穀検査のときの写真です。
この検査で、『一等米』と認定されます。
一等米とは、優良な品質と認められたお米、
ということになります(#^.^#)。
一等級、二等級、三等級、規格外、
との等級に分けられます。
米の袋に、検査日や検査した人、
何等級かの、ハンコを押します。
購入くださった米の袋に押されたハンコ、
ぜひご覧ください(^^♪

24年度産の新米、お待ちのお客さま、
もうしばしお待ちください_(_^_)_

 
 

2012/09/27

学校田も稲刈り!!

 

最高の秋晴れの中、本日は清里小学校の学校田の稲刈りが行われました!!

私(笹川)はお手伝いすることはできませんでしたが、近くで小学生の笑い声や稲刈りの雰囲気が味わえて楽しかったです(^^)

まず1枚目の写真は保坂さんが稲刈りでの注意事項などを説明している様子です。
その話を聞いて、一昨年ノコギリ鎌で小指を切って3針縫ったことを思い出し初心にかえりました。

2、3枚目の写真は稲刈りと、刈った稲を縛っている様子です!!
写真を撮っていて、大型の機械が普及している中で全て手作業で行う大変さや、それを大人が子ども達に教えていく大切さを知りました。
1人でも多くの子ども達が農業に興味を持ってくれたら嬉しいと思います(^^♪

4枚目の保坂さんが持っているのは「たなかんぼ」と言って全ての稲の元となるものだそうです。
背丈は短く神棚などに飾る稲です。

会社の稲刈りも終盤でもうひと踏ん張りですが、最後でケガや事故を起こさないように安全第一で頑張っていきたいと思います!!

 
 

2012/09/16

番外編

 

写真の更新から説明が遅くなって申し訳ありません。

番外編ということで先週の9月16日に長池で行った鯉上げの様子を紹介します。
長池は正確には私も分かりませんが、大正前後から清里区の東戸野と鶯沢の水田灌漑用の溜め池として活用されてきました。
約40年前に堤防が決壊した際の工事以来、溜め池としてはかなりの規模である水深約15mの池の水を排出し工事を行ったそうです。
そして近年になって、再び水を排出する水門の故障で問題が発生した為、その問題を明確にして、修理工事の予算見積もりを立てるために水を排出しました。
つまり池の底が見れるのは約40年振りで、現在の清里区内の大年輩方でさえ見たことのない状況になったということです。

そこで今後の更なる水の排出や工事のことを考慮して、野生の鯉の保護を、地域の皆さんの力を借りて行いました。
その結果、メーター級の黒鯉と数匹の錦鯉、そして40センチ以上の巨大なヘラブナを100匹以上あげることができました。


また、先述した約40年前の工事の組合長が私から数えて4代前の祖父だったということを聞かされました。
その祖父だけでなく、清里区の先人達の多大な功績のおかげで、灌漑に苦労することなく稲作を行える環境を作っていただいたということを痛感させられました。

知らない人から見れば、どこにでもある「溜め池」でしかないかもしれません。
しかし私達にとってその大切さは図り知れないもので、なくてはならないものです。
壊れたからといって放置できるものではなく、先人達の功績を守っていく為にもとても大切なことだと思いました。

話を少し拡大させると、農地にも言えることで、一度でも耕作を放棄してしまった土地が再び農地として機能するには長い年月がかかります。
安価な食品が求められる時代背景など、農業業界は依然として厳しい問題が山積しています。しかしそのような中、弊社の掲げる「耕作放棄地をなくし、清里区の農地を守る」という企業理念が非常に重要なことなのだと感じることができました。
貴重な体験をすることが出来てとても有意義な時間でした。         

保坂

 
 

2012/09/16

残暑でなく猛暑・・・

 

稲刈りが始まってから多忙な毎日でしばらく更新が途絶えてしまって申し訳ありません。
本日は保坂が更新させて頂きます!

上越市でも9月とは思えない猛暑が連日続いています。まさに残暑ではなく猛暑といった感じです・・・晴天のおかげで弊社でも早生系品種の刈り取りはすべて終了し、受託の刈り取り作業の天王山も終えました。
いよいよ本番のコシヒカリといったところですが、この猛暑の影響からコシヒカリの品質低下が懸念されています・・・
9月に入って、刈り取りのぎりぎりまで水掛けを行ったり、(社長曰く、9月に入ってからも水掛けを行ったのは記憶にないそうです)、やるべきことはすべて全力で行いました。先日の竜太さんの記事でもありましたが、農業は天候には絶対に逆らえません。時に受け入れがたいこともありますが、だからこそ奥深く、ゴールがない、面白い産業なのだと思います。
「人事を尽くして天命を待つ。」あとは結果を受け入れて先へ進もうと思います!
皆様、新米のお届けまでもうしばらくお持ちください!!


またそんな中、9月14日JGAPの審査が行われました。JGAPに関しては何度かこのホームページ内でも紹介されていたと思うので、説明は省略させて頂きますが、審査員の榎本さんからは貴重なアドバイスと指導を頂きました。
ご存じのない方は参考までに→http://jgap.jp/
特に写真の学校田の案山子が印象的だったようで、「学校田への全面的な協力」といった部分を大きく評価していだだきました!
今後も「安全な農産物」、すなわち「適切な農場管理の下で育てられた農産物」を目指して精進していきたいです!